遠く離れた故郷の星を思い出してか?
常に心ここにあらずという雰囲気。
でもナースコールには反応が早い。
そしてなぜか食事の配膳を下げに来るのも早かった。
食事は、患者が各々ベッドを起こして食べる。
配膳はエイドさんの仕事。
ダダも食事を運んでくれる。
しかし彼は配善後3分で「お済ですかー?」と言って回収にくる。
僕の隣のベッドの患者さんは、左脳を手術してうまく喋れない。
もちろん3分じゃ食べれない。
「あーっ」って言ってるうちに下げられちゃう。
可愛そうだ。
こんなこともあった。
その日のおかずはコロッケ!
揚げ物は嬉しい!!!
でもビニールパックに入っているお弁当用のソースは、
片麻痺の我々にはハードルが高い。
その日の配膳はダダが運んでくれた。
「ソースかけますか?」
ありがたい。ダダは親切。
お願いしますと、頷くと彼はビニールを切って
コロッケではなくサラダに「ビュー」
(」°ロ°)」 !!
・・・ダダ星では、トマトにソースをかけるらしい。
隣の患者さんにもかけちゃうのかなぁ?
すると隣から
「あーぁぁぁぁあ」悲痛の叫びが!!
なんと隣ではご飯にソースをかけたらしい。
カーテンで仕切られた隣のエリアから
時折「ぜほげほっ」むせる音。
私のソーストマトのほうがマシだった。
でもダダは、悪い奴ではない。
いろいろなお話もした。
彼も乱子が嫌いらしい。
「あんな奴看護師の資格を剥奪したほうがいい。」
とまで言ってた。
ダダ情報によると
乱子は認知の入った小さいおばあちゃんを
突き飛ばして骨折させたらしい。
やっぱり(乱暴な子)乱子なんだっ。
乱子情報
http://nurse777iroiro.seesaa.net/article/402275954.html
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